ふるなびコインは廃止されたのか|止まった付与と、残った貯め方

「ふるなび コイン 廃止」で調べている人が多いようですが、結論から言うとふるなびコインは今も存在します。終わったのは「寄附額に応じて付くこと」だけ。貯めたコインの交換も、寄附以外で貯める道も残っています。

ただし期限が2つあります。1つは保有コインの有効期限、もう1つは2026年9月30日23時59分という、レビュー投稿でコインが付く最後の締切です。順に整理します。

目次

終わったのは1つだけ、というのがお知らせの読み方

2025年9月5日付のふるなびのお知らせに、こう書かれています。

総務省の告示に基づき、2025年9月に実施するキャンペーンをもって、寄附額に応じたふるなびコインの付与を終了いたします。

現在保有中および、2025年10月1日(水)以降に付与されるふるなびコインについては、2025年10月1日(水)以降も引き続きAmazonギフトカードやPayPay残高、dポイント、楽天ポイントに交換いただけます。

ふるなびのお知らせ(2025年9月5日付・2026年9月21日確認)

2段落目がすべてです。「2025年10月1日以降に付与されるふるなびコイン」という書き方を、運営自身がしている。つまり10月以降も付与そのものは続く前提で書かれている。制度で止められたのは寄附に紐づく付与だけで、コインという仕組みは残した、ということです。

コインの詳細ページ側の表現はもっと短い。「2025年9月末をもって寄附によるコイン付与は終了いたしました」。主語が「寄附による」に限定されているのがポイントです。

なぜ止まったのかという制度側の話は2025年10月のポイント付与停止の記事にまとめました。ここから先はふるなび側の実務だけを見ます。

レビュー投稿でコインが付くのは2026年9月30日23:59まで

意外と知られていないのがこれです。過去の寄附に対するレビューを、まだ投稿できる期間が残っています。

【2025年10月1日(水)00:00】以降の寄附については、レビュー投稿を行っていただいてもふるなびコインの付与対象外となります。なお、ふるなびコイン付与対象となるのは、【2026年9月30日(水)23:59】までに投稿されたレビューです。

ふるなびコイン 詳細ページ(2026年9月21日確認)

読み替えると、2025年9月30日までに寄附した返礼品なら、2026年9月30日23:59までにレビューを書けばコインが付く。付与数は公式の条件表でこうなっています。

条件付与コイン
レビュー数5件未満の場合200コイン
レビュー数5件以上の場合50コイン
ふるなびコイン 詳細ページの付与条件表より(2026年9月21日確認)。

レビューを書いたことがない人のほうが多くもらえる作りです。去年までに寄附して、レビューを放置している人は見に行く価値があります。金額としては小さいですが、期限が来たら二度と発生しない種類のコインなので。

カタログだけ扱いが違う

ふるなびカタログについては、公式が別に線を引いています。「2025年9月16日23:59までに特産品交換を行い、2025年9月30日23:59までに投稿したレビュー」がコイン付与の対象で、こちらはすでに終了。さらに「ふるなびカタログポイントへの寄附に対するレビュー投稿は対象外」とも書かれています。対象は交換した特産品へのレビューだけです。

寄附以外で貯まる道は、3つ残っている

コインの詳細ページに「ふるさと納税以外で『ふるなびコイン』が貯まるサービス」という見出しがあり、そこに並んでいるのが次の3つです。

たまるモール経由してネットショッピングやサービスを利用すると貯まる。ふるなび会員なら誰でも使える。ただし「たまるモールから、ふるさと納税のお申し込みはできません」と注記あり
ふるなびトラベル予約宿泊予約の利用で付与。チェックアウト日の翌月11日に付与され、マイページの保有コインに反映される
ふるなび電力電気料金のクレジットカード払い分に対して付与。ただしこれは寄附ではなく電力契約

3つ目は名前が紛らわしいので注意が必要です。ふるなび電力は株式会社ふるなび電力という別法人の小売電気事業で、ふるさと納税ではありません。寄附と混同すると控除の計算まで狂うので、切り分けはふるなび電力の記事に書きました。

ちなみに、たまるモールの提携サービスごとの付与コイン数は、公式ページ上では実データがJavaScript経由で描画される作りになっており、今回の調査では個別の付与条件までは確認できませんでした。実際にログインして一覧を見るしかありません。

交換先は4つ。レートは同じではない

「1コイン=1円相当(目安)」と公式は書いていますが、交換先によって実際のレートは違います。ふるなび電力のサイトに交換レートの表が掲載されているので、そこから。

交換先交換レート反映タイミング注意点
Amazonギフトカード1コイン:1円相当交換操作後、即時で登録メールアドレス宛に送信転売は固く禁止と明記
PayPay残高1コイン:0.88円相当即時でPayPayアカウントに付与付与されるのはPayPayマネーライト。出金はできない
dポイント1コイン:1ポイント即時(数日かかる場合あり)dアカウントの連携が要る
楽天ポイント1コイン:1ポイント通常2日以内楽天IDの連携が要る
ふるなび電力サイト「交換可能なポイントと交換レート」およびふるなびのよくあるご質問より(2026年9月21日確認)。

PayPayだけ0.88という数字が置かれています。1,000コインなら880円相当。しかも付与されるのはPayPayマネーライトで出金不可。PayPayを普段使いしていないなら、わざわざここを選ぶ理由はないと思います。

逆に、dポイントや楽天ポイントを日常的に消化している人なら等価で移せるので素直です。Amazonギフトカードは即時でメールが届くぶん、思い立ってすぐ使い切りたい人向け。

交換後の取り消しはできません。「コイン交換完了後に交換先の変更やキャンセルはお受けできません」と公式に書かれています。交換先を選ぶ画面で迷ったら、一度閉じたほうが安全です。

有効期限は12ヶ月後の末日。失効したら戻らない

ここが出口設計の要です。公式の記載はこう。

ふるなびコインの有効期限は、付与日から12ヶ月後の末日となります。

ふるなびコイン 詳細ページ(2026年9月21日確認)

「付与日から」なので、コインごとに期限が違います。まとめて一括で切れるわけではない。そして「失効してしまったふるなびコインは、再付与を行うことはできません」とよくあるご質問に明記されています。問い合わせても戻りません。

寄附による付与が2025年9月末で止まった以上、その時期にもらったコインの期限は2026年9月末までに順次やってくる計算になります。寄附でコインを貯めていた人ほど、いまマイページを開く意味がある。

交換でつまずくのは、たいてい本人認証

コインを交換しようとして止まるとしたら、ほぼここです。公式が挙げている条件は2つ。

  • 登録済みの電話番号でSMSが受信できる、または発信確認ができること
  • 登録済みのメールアドレスで、「@furunavi.jp」からのメールが受信できること

認証の有効期限は1時間。「信頼できるブラウザ」を登録しておけば、一定期間は再認証が省けるとも書かれています。

詰むのは、登録から時間が経っていて電話番号もメールアドレスも両方変わっているケース。公式の記載はこうです。「電話番号とメールアドレスが両方異なる場合は、セキュリティの観点からご自身様にてご変更いただくことができないため、弊社にて変更のお手続きを行わせていただきます」。つまり運営に連絡して手続きしてもらう流れになります。期限が近いコインを抱えているなら、時間の余裕を見ておいたほうがいい。

Amazonギフトカードと「Amazon Pay」は別の話

検索の並びで混ざりやすいので、ここも切り分けておきます。

Amazonギフトカード貯めたふるなびコインの交換先。出口の話
Amazon Pay寄附するときの決済手段。入口の話。ふるなびの支払い方法の1つとして用意されている

コインをAmazonギフトカードに換えたからといって、それで寄附ができるわけではありません。逆に、Amazon Payで寄附してもコインが付くわけでもない(寄附への付与自体が終わっているので)。使える決済手段は自治体によって違うので、申し込む直前に返礼品ページで確認するのが確実です。手続き全体の流れはふるなびでの申し込みと申請の記事に。

使える決済手段は返礼品ページに出ています。見るだけなら会員登録は要りません

コインまわりの疑問

結局、ふるなびコインは廃止されたのですか

されていません。2025年9月末で終わったのは「寄附額に応じた付与」です。保有分の交換も、たまるモール・トラベル予約・ふるなび電力による付与も続いています。ただし公式は「ふるなびコインは、予告なく中断・中止・変更される場合があります」とも書いているので、将来を保証するものではありません。

いま寄附したらコインは付きますか

付きません。2025年10月1日以降の寄附は対象外です。レビューを投稿しても、対象になるのは2025年9月30日までの寄附分だけです。

持っているコインはいつまでに使えばいいですか

付与日から12ヶ月後の末日です。コインごとに期限が違うので、マイページで個別に確認してください。失効分の再付与はできないと明記されています。

交換レートがいちばん良いのはどれですか

公式表記のレートだけで見ると、Amazonギフトカードが1コイン1円相当、dポイントと楽天ポイントが1コイン1ポイント、PayPay残高が1コイン0.88円相当です。ただし自分が確実に使い切れる先を選ぶほうが実質は上です。使わないポイントに等価で移しても意味がないので。

コインの残高が合わない気がします

失効している可能性があります。期限は付与日基準で切れていくので、古い付与分から順に消えます。またコインに関する質問は交換先(Amazon、PayPay等)では受け付けていないと明記されているので、窓口はふるなび側です。

やることは3つに絞れる

  1. マイページで保有コインと付与日を見る。期限は付与日から12ヶ月後の末日
  2. 2025年9月30日までの寄附でレビュー未投稿があれば、2026年9月30日23:59までが期限(この日を過ぎた分は付かない)
  3. 交換するなら、電話番号とメールアドレスが現在のものか先に確認する

この記事で参照したのは、ふるなびコインの詳細ページ、2025年9月5日付のお知らせ、ふるなびのよくあるご質問、ふるなび電力サイトの交換レート表(いずれも2026年9月21日確認)です。条件は変わります。交換する前に、その時点のページを見てください。ふるなび全体の評価はふるなびの評判を整理した記事にまとめています。


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この記事を書いた人

ふるさと納税の制度と実務を、総務省の告示やポータル各社の公表情報といった一次情報をたどって検証している編集チームです。控除上限額の考え方、ワンストップ特例と確定申告の使い分け、返礼品の選び方まで、根拠を示しながら整理しています。なお当サイトは株式会社アイモバイルが運営するものではなく、第三者が運営する情報サイトです。

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